町内会でのIT活用に関して②

◾️リモートワーク

リモートワークとはインターネットを活用した遠隔作業のことである。町内会では準備や企画をリモートワークで行なった。マンション住民の方は勤め人が多く、このやり方が受け入れられ、参加率の工場に繋がった。

◾️LINEグループ
具体的にはLineグループを活用した。しかし、はじめた当初はLineの使用率が70%ほどだった。町内会のIT活用はIT化では上手くいかない。ついて来れない方へのセーフティネットを用意することが重要である。従って、決定事項やイベント情報はLineを利用していない方にメールで送ることにした。しかし、Line登録を推奨することは忘れなかった。また個別にLineの利用方法を教える会をつくり、啓蒙活動にも努めた。

◾️複数のグループ活用

グループは複数作った。青年部全体、各チーム、イベントごとに作成した。それらには部長と副部長を含めて、やり取りの内容を見えるようにした。また、青年部や町会員以外の方も参加できるサポータズグループも増設した。これには青年部員のご家族(特に奥様)やLineの出来る婦人部や町会役員にも参加していただいた。

◾️Evernoteで情報共有
情報共有はEvernoteで行なった。以前はテントを立てたり、買い出しを行なったり、知って入ればなんでもないことでも、情報が共有されていなかったのだ。30〜50代のビジネスシーンで活躍している大人が、イベント当日に呆然と立ちつくす光景が頻繁に見受けられた。それらは新規部員の定着を妨げていた。

◾️スマホ時代に
いまやスマホの時代である。アプリにノウハウまとめておき、スマホで共有することによって、新規部員の方にも情報を共有しやすくなる。情報共有は参加意識が強くし、部員の定着にも繋がるのである。我々はEvernoteというノートアプリを用いた。Evernoteにはテキスト、画像、表、写真、音声など様々な情報を保存することが可能である。Evernoteの利用率はおよそ2〜3割であるが、Evernoteユーザーが情報の蓄積と共有の設定を行い、Lineグループなどを通じて全員が閲覧可能となる。

次回は勧誘活動と自己紹介サイトについてご紹介したい。
 

参照:人形町浪花会青年部 提案当時の部内共有資料より